このブログをみて、日置市からご来店されたお客様です。ガードレールの取り付けボルトで付いたリヤドアからクオーターパネル（リヤフエンダ）の傷、ヘコミの修理を紹介します、ディーラーに持ち込めば確実にパネル交換ですね、この部分の作業にはリヤドアやクオーターガラスなどの周辺の部品脱着等の工賃が加算されますので高額の修理費用が掛かります。今回は自費修理になりますので頑張って鈑金で修理します(^-^)

修理に入ります、画像でも分かるようにプレスラインにも3本の深い線ヘコミが有ります、この様な損傷ではパネルもかなり伸びています、スタッドワッシャを溶接して引き出しと焼き絞りを繰り返しながら表面を滑らかにしていきます。画像は鈑金が終わり表面を整えるためのパテ(粘土みたいなもの）を付けた所です。

パテを付けて硬化乾燥したらサンドペーパーで研磨しながら凹部ライン、凸部分のプレスラインがきれいに出るまで細かい作業を繰り返します。パテの研磨作業が終わり下塗りのサフェーサーを塗装した所です、当店では品質保持の為にウレタンプラサフ（2液反応型塗料）耐水性、シール性、吸い込み防止性、層間密着性に優れた塗料を使用しています。

サフェーサーで埋まりきらない細かいパテのピンホールを埋める為にスポットパテを付けた所です。広範囲に付けていますが研磨すると殆んど分からなくなりますよ、研磨したら仕上げのサフェーサーを塗装して調色をします、人気の３コートホワイトパールです。３コート（１コート、基本色のカラーベース塗装。２コート、パールベース塗装。３コート、クリヤーベース塗装の３工程からなります。）

画像は塗装部分の下処理作業をして他の部分に塗料が付着するのを防ぐ為マスキングをした所です。

リヤドアが後ろ部分だけの傷でしたのでドアとリヤフエンダの２パネルで塗装が出来ます、１コートのホワイトのカラーベースで色決めとリヤドア前方へのボカシ塗装をします。

次にパールベースを隣のパネルと違和感のないように塗装してクリヤー塗装で仕上げます。

乾燥したら機械と手研ぎで塗装面に付いた細かいホコリ等のブツ取りをします。

ポリッシャーと言う機械で磨いて塗り肌を整え仕上げます、外してあった部品を取り付けて完成です。

室内の清掃と洗車をして納車となります。引き取りに来られたお客様にも修理でこんなにきれいに安く直してもらってと、驚かれ喜んでいただきました。(*^^)v

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伊集院インターより約２０分
県道35号、永吉入佐鹿児島線を
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