鹿児島県日置市内の整備工場様より追突事故をした加害者側の車両の修理依頼になります。修理内容は大まかにボンネット、左フエンダ、ヘッドライト、内板骨格の交換、バンパ、左フエンダは修理での作業で進めます。

まず、ネジ等で取り付けてある関連部品を取り外しますフードロックメンバーと言うスポット溶接で取り付けてある内板骨格部品を取り外し、衝突で変形したエキゾーストマニホールドに取り付けてあるフューエルレシオセンサーを取り換えます、黄色の丸印の部品（スピードメーターの黄色の警告灯が点灯していたので）これで警告灯も消えました。(^-^)

フードロックメンバーの取り付け部分の板金修正をしてロックメンバーを寸法図を基に規定の位置に合わせて溶接します。

下地処理をしてマスキングを行いサフェーサーを塗装、乾燥したら内板用の色を調色して中塗りをします。

この後、修理跡が分からないようにボデーカラーでグランデーション塗装をした所です、

乾燥したら新品部品のボンネットやランプ類等、外装部品の取り付け確認をします。

バンパは変形の修正を先にしてあります取り付け位置に狂いのないのを確認したらランプ類を外してフエンダとバンパの板金と修理個所の下地処理をして調色、色は当店で作って塗ります。決められた色の配合（分量）で作るのですが、車は日常生活で使っていると日焼けなどで色褪せてしまい、基本となる色とは違う色になります、これは同じ車種でもお使いになるお客様によって色の褪せ方はさまざまです、これを見た目に違和感のないように自然な色合いになるように様子をみながらちょっとずつ、塗料の分量を調整して着色していきます、塗装面の足付け工程を得て他の部分に塗料が付着するのを防ぐ為のマスキングをして塗装です。

取り外していたラジエータとクーラーコンデンサを取り付け冷却水を入れたら、真空ポンプと言う機械を使って真空引きをしてクーラーガスを規定の量だけ注入します。

最後に表面に付いたブツ取りをしてポリッシャーと言う機械で磨いて仕上げ完成です、バンパの骨格部分になるグリルロワネットの破損は表からは見えない部分でしたので修理して取り付けました。洗車、室内清掃をし納車となります。

いつもお世話になります、今回のご入庫ありがとうございました。

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